リンゴ 苗木 ルビースイート (PVP) 15cmポット苗 りんご 苗 林檎 登録品種

ルビースイートは、外側はもちろん、内側まで赤いリンゴです。

◆生食にも加工用にも利用できるオールマイティな品種です◆
リンゴの果肉は一般的にクリーム色をしていますが、ルビースイートは果肉にアントシアニンを含んでおり、赤い色をしています。

従来流通していた同様の品種は果肉が粗いうえ酸味が強く、生食には適しませんでした。しかしルビースイートはそうした欠点を改良した品種で、そのままでもおいしく食べられます。ジャムやジュースなどに加工すると、その赤い色が映えて美しい仕上がりになります。

果実は450gほどで、大きめの実がなります。糖度は14%程度で、赤肉リンゴ品種の中では十分な甘みを持っています。甘味と酸味のバランスもよくとれています。

果皮にサビが発生することも少ないので、見た目もきれいです。

◆育て方◆
人気のある果物の代表といってもいいリンゴですが、育てるのには手間がかかることも知られています。

病害虫対策をしっかりすることがカギです。果樹を傷めるものとしては、斑点落葉病、うどんこ病、腐らん病などがあります。いずれの場合も治ることはないので、病気になった葉・花・枝・落ち葉などを素早く処理することが大切です。キンモンホソガ、シンクイムシ、アブラムシなどの害虫を駆除するために薬剤を散布することも必要です。

リンゴは寒さに強い植物で、マイナス20〜30度くらいの寒さにも耐えることができます。一方、夏の暑さには弱いので、植え付けの際、西日の当たる暑い場所は避けた方がよいでしょう。

寒い時期を経験しないと休眠から覚醒しないため、一年中温暖な沖縄地方での栽培は難しいと言われています。

植え付け適期は11〜3月ですが、厳冬期は避けた方がよいでしょう。水はけの良い場所を選んでください。植え付ける際には緩効性の肥料を混ぜ込みます。その後は、年二回、冬期と9月ごろに施肥します。

庭植えの場合、真夏の日照りが続くとき以外、特に水やりは必要ありません。

1本では結実しませんので、異なる品種（富士などが理想です）を近くに植えるか、人工授粉をおこなうことをオススメします。人口授粉は、花が咲いたときに綿棒などで花粉を取り、他の木の花にこすってゆきます。

ルビースイートは果実が大きいので、育ちすぎて裂果することがないよう気を付けてください。

収穫時期:9〜10月
最終樹高:2.5〜3m以上
栽培適地:東北〜沖縄

※この商品は海外持出禁止です。公示（農水省HP）参照。