ぶどう 苗木 甲州ぶどう 接木苗 12cmロングポット苗 ブドウ 苗 葡萄

甲州は、山梨県固有のぶどう品種です。生食用または和食に最も合うワイン種として人気です。

◆歴史のある品種です◆
山梨県で発見された甲州は、欧州系のヴィニフェラと中国の野生種との交雑種といわれています。松尾芭蕉が甲斐の国を通った時に「勝沼や 馬子もぶどうを食いながら」と詠んだほど、ブドウとの関わりが深い山梨県ですが、その山梨で800年にわたって地元で栽培され、広く親しまれてきました。

淡い赤紫色で、一粒4〜5gと比較的小さめの果実ですが、果汁は豊富です。果肉は柔らかく、香りは控えめで、種の周りは酸味がやや強く、ほどよい甘酸っぱさが魅力です。

甲州を使った山梨県のワインは今でも特産品です。「国際ブドウ・ワイン機構」に、日本国内の品種としては初めて正式に登録されました。貯蔵性にも優れていて、甲州ワインの原料としても利用されています。（※自宅でブドウを発酵させて酒類を作ることは違反になる場合があるので注意してください。）

自家受粉しますので、1本で実がつきます。

◆育て方◆
ぶどうは湿気の多い環境を嫌います。庭植えの際は、水はけの良い場所に植えて下さい。真夏に日照りが続くとき以外は、特に水やりの必要はありません。鉢植えの場合は、乾いたときに水をやる程度で十分です。

◆接木苗とは？◆
甲州ぶどうは接木苗です。

接木苗とは、育てたい植物の芽を、別の品種の根（台木）に接いだ苗です。育てる苗が病害虫に弱い時でも、耐性のある台木に接ぐことで、その苗も病気に強くなります。

良い台木を使うことで、育てる苗にもその良い影響が及びます。結果、病気に強く、実もおいしいものを、比較的簡単に育てることができます。

収穫時期:9月上旬〜10月上旬
最終樹高:2〜2.5m
植栽適地:北海道〜沖縄