サザンカ 苗木 都の春 12cmポット苗 さざんか 苗 山茶花

都の春は、ピンク色で一重、平開咲きの花です。花径は中輪です。

◆晩秋のお庭を明るく彩ります◆
都の春という名ですが、開花は11〜12月です。都姿と呼ばれることもあります。50年ほど前から熊本で栽培されていた品種です。

一重でシンプルなピンクの花が晩秋の青空と太陽に良く似合います。

サザンカは、ツバキ科ツバキ属の常緑小高木です。ツバキによく似ていますが、花弁が一枚ずつ散るところがツバキとは異なります。花はとても良い香りがします。

耐寒性、耐暑性ともに強く、育てやすいのも特徴です。

◆育て方◆
植え付け適期は、庭植え・鉢植えともに3〜4月か9〜10月ごろです。植え付けの際に、有機肥料か緩効性肥料を混ぜ込んでおくと効果的です。根をほぐして広げてから植えます。日当たりと風通しの良いところを選んで植えてください。日なたでも日陰でも育ちますが、日なたの場合は西日が強く当たりすぎない場所、日陰なら明るい場所を選んでください。弱酸性の土を好むので、コンクリートなどアルカリ性のものの近くに植えない方が良いでしょう。

根付くまでしばらくの間、水やりを欠かさないでください。その後は、庭植えの場合は夏に日照りが続くとき、また、鉢植えの場合は土が白く乾いたときに水をやります。

椿よりも葉が密生するため、害虫が発生しやすくなります。特にカイガラムシには注意が必要です。初夏と初秋にかけて発生しやすいです。卵のうちに葉ごと切り取って処分するのが最も有効です。そのまま放っておくと、糞などが葉に付き、そこにカビが生えてすす病が発生することもあります。チャドクガは手で触るとかぶれることがあるので注意が必要です。

開花時期:11〜12月
樹高:2〜6m程度
栽培適地:東北地方南部以南