甘柿 苗木 前川早生次郎 12cmポット苗 まえかわわせじろう カキ 苗 かき

前川早生次郎は、次郎より早熟で作りやすいです。

◆寒い地域の方にオススメです◆
次郎の枝変わりで、富有と並ぶ甘柿の代表種です。

名前のとおり早生の柿で、本格的な寒さが到来する前に熟すため、寒い地域でも育てやすいです。

果実は200〜250g、糖度は16〜18度です。肉質は緻密で、甘く、結実性も良いです。富有とはまた一味違う歯ごたえを楽しめます。次郎より裂果が少なく管理も容易です。

1本で結実しにくいので、近くに禅寺丸や筆柿などの受粉樹を植えます。2品種以上植えると、豊産性がよくなり、甘味も増します。

◆育て方◆
カキは育てやすい品種で、家庭栽培向けといえますが、いくつか注意が必要な点もあります。

良く知られているように、柿には甘柿と渋柿があります。甘柿の中には種があってもなくても甘い完全甘柿、種がないと渋くなってしまう不完全甘柿があります。

不完全甘柿を育てる場合には、雄花のついている枝を接ぎ木するか、禅寺丸や筆柿などの雄花がなる柿を近くに植えなければ種ができず、甘くなりません。

摘蕾・摘果を適切に行うことも大切な点です。実をつけすぎると翌年の実つきが悪くなります。枝の先の方に花芽がつくので、枝を剪定する時には先端部分を切りすぎないように注意が必要です。

植え付けは、水はけ・水もちがよければそれほど場所を選びませんが、日当たりの良いところを好みます。秋〜梅雨位までに植え付けします。

9〜11月や3月以降など、暖かくて日差しがある時期に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。

落葉病やヘタムシなどの病害虫に注意してください。

柿の苗木は特に芽吹き時期が遅れることが多く、2年越しに芽吹く場合があります。

開花時期:5〜6月
収穫時期:10月
最終樹高:2.5〜3m
栽培適地:東北〜九州