リンゴ 苗木 グラニースミス 13.5cmポット苗 りんご 苗 林檎

グラニースミスは、クッキングアップル（料理用の品種）の一つです。

◆欧米では加工用としてポピュラーな品種です◆
1868年にオーストラリアのマリア・アン・スミスという女性により偶然発見されました。彼女の名が品種名の由来です。その後、イギリスやアメリカでも栽培されるようになり、欧米でとても人気があります。

果実は300gくらい、果皮は黄緑色です。果肉は硬く締まっており、熱を加えても味を保ちます。加熱によって香りや糖度が増すという特徴もあるので、加熱調理に重宝されています。パイやタルトでは、良い香りと適度な酸味が絶妙な味わいを醸し出します。

クッキングアップルではあるものの、酸味と適度な甘味があり、シャキシャキした歯ごたえが人気で、生食されることも多くなっています。

1本では結実しませんので、近くに受粉樹として他のリンゴ苗を植えてください。

◆育て方◆
人気のある果物の代表といってもいいリンゴですが、育てるのには手間がかかることも知られています。

病害虫対策をしっかりすることがカギです。果樹を傷めるものとしては、斑点落葉病、うどんこ病、腐らん病などがあります。いずれの場合も治ることはないので、病気になった葉・花・枝・落ち葉などを素早く処理することが大切です。キンモンホソガ、シンクイムシ、アブラムシなどの害虫を駆除するために薬剤を散布することも必要です。

一般的なリンゴは寒さに強い植物ですが、グラニースミスは比較的温暖な気候を好みますので、冬の寒さが短い地方での栽培に適しています。

植え付け適期は11月から3月ですが、冬期は避けた方がよいでしょう。水はけの良い場所を選んでください。植え付ける際には緩効性の肥料を混ぜ込みます。その後は、年二回、冬期と9月ごろに施肥します。

庭植えの場合、真夏の日照りが続くとき以外、特に水やりは必要ありません。

開花時期:4〜5月
収穫時期:11月
最終樹高:2〜4m
栽培適地:東北〜沖縄