リンゴ 苗木 さんさ 13.5cmポット苗 りんご 苗 林檎

サンサは、あかねとガラの交配種です。

◆ニュージーランド生まれのリンゴです◆
盛岡市から送られたあかねの花粉をガラと交配させて生まれました。盛岡市のさんさ踊りにちなんだ名前が付きました。

果実は200〜250gでやや小ぶりです。リンゴのイメージにぴったりの、真っ赤な色に色づきます。糖度は13〜15度前後で、甘みと酸味のバランスが良く、果汁が豊富な林檎です。シャキシャキした歯触りも心地よいです。

りんごの木は花も実も美しく、生垣に使われるなど、鑑賞用としても注目されていますが、特にさんさは収穫時には真っ赤なリンゴが緑の葉に映えて美しさを楽しめます。

コンパクトにまとまるので、庭植え果樹に最適です。

◆育て方◆
人気のある果物の代表といってもいいリンゴですが、育てるのには手間がかかることも知られています。

病害虫対策をしっかりすることがカギです。果樹を傷めるものとしては、斑点落葉病、うどんこ病、腐らん病などがあります。いずれの場合も治ることはないので、病気になった葉・花・枝・落ち葉などを素早く処理することが大切です。キンモンホソガ、シンクイムシ、アブラムシなどの害虫を駆除するために薬剤を散布することも必要です。

リンゴは寒さに強い植物で、マイナス20〜30度くらいの寒さにも耐えることができます。一方、夏の暑さには弱いので、植え付けの際、西日の当たる暑い場所は避けた方がよいでしょう。

寒い時期を経験しないと休眠から覚醒しないため、一年中温暖な沖縄地方での栽培は難しいと言われています。

植え付け適期は11〜3月ですが、厳冬期は避けた方がよいでしょう。水はけの良い場所を選んでください。植え付ける際には緩効性の肥料を混ぜ込みます。その後は、年二回、冬期と9月ごろに施肥します。

庭植えの場合、真夏の日照りが続くとき以外、特に水やりは必要ありません。

自家結実性がないので、異なる品種を近くに植えるか、人工授粉を行なうことをオススメします。人口授粉は、花が咲いたときに綿棒などで花粉を取り、他の木の花にこすってゆきます。受粉樹を植える場合には、ふじ、紅玉、世界一などがおすすめです。

収穫時期:9〜10月
最終樹高:2.5〜3m
栽培適地:北海道〜沖縄